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Column

成果報告の内容

2019年04月25日

成果報告の内容

前回は、成果報告会の企画概要について解説させていただきました。

 

今回は、その具体的な中身の作り方についてお話しさせていただきます。

 

 

報告会は、施設見学とプレゼンテーション、そして可能であるならば試食の大きく3つのフェーズに分かれます。

 

施設見学は、営業時間中には実際の活動や工夫を、例えば機能訓練が特長ならば機能訓練を、参加者にご覧いただきます。

 

営業時間外で利用者様がいない場合は、実際に機器などを使って体験していたく方法も良いでしょう。

 

まずは、施設でどの様な取り組みをおこなっているかをその目で見て頂きます。

 

 

その後、プレゼンテーションの時間を取ります。

 

これは、先ほど見学した内容を改めて体系的に解説するとともに、その結果としてどの様な成果を挙げることができたか、具体例を交えながら紹介していくものです。

 

身体機能、認知機能、栄養状態等、それぞれ指標化できるものがある場合は、事業所全体の平均と特に成功した事例を紹介します。

 

それぞれ、グラフなどで可視化するとともに、個別の事例は、介入前と介入後の写真を比較すると効果的です。

 

定量化が難しい情緒面の評価などは、ご本人やご家族などに事前にアンケートを実施して、それを指標として上記の様に表現しましょう。

 

個別の事例を取り上げることはもちろん効果的ですが、全体的に良くなっているということは、客観的に目に見える形にすることで説得力が増します。

 

 

そして試食を行える場合は試食後、難しい場合はプレゼンテーション後に、参加者からの質疑応答と、最後にはアンケートを実施し、感想や気付いた点、いまのお困りごとなどをお聞きしましょう。

 

特に、この時にご要望や質問、提案などがでたときは、しっかりそれをメモし、後日レポートなどにしてフィードバックすることが重要です。

 

意見の交換や汲み上げは、自事業所の成果報告を通じたブランディング以外にも、信頼関係を作り上げるという成果も期待できます。

 

報告会を実施する場合は、是非、取り入れていただければと思います。

 

 

 

※記事一覧はこちらからご覧ください⇒「通所介護の生き残り戦略」 

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