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Column

体制構築の具体的方法

2018年08月31日

体制構築の具体的方法

専門職教育体制構築支援センターコラム第5回目です。

 

今回は体制構築の方法に関してご説明していきます。

 

 

専門職キャリアパス委員会を設立し、メンバーを選定していただきます。

 

これは専門職の方とそうでない方を含んで、選んでいただく必要があります。

 

何故なら、専門職が大事にしている部分と専門職でない方々が専門職に担ってほしい役割が異なる場合が非常に多いためです。

 

 

実際に専門職のコンサルタントがディスカッションを促しながら、実際の法人の状態にあった制度を構築していきます。

 

コンサルタントとのワーキンググループは月に1回ですが、その間に2~3回ほど法人内のメンバー様で集まり、話し合いをしていただきます。

 

 

既存の制度がすでにある場合にはその制度とのバランスをとりながら設計していく必要がありますので、6か月から8か月ほど期間を設け、徐々に法人オリジナルの制度を構築していくことになります

 

 

専門職が担っていかなればならない役割や今後必要になる視点などを盛り込んだキャリアパスとしていく必要があります。

 

膝を突き合わせて、議論しながらワーキンググループを進めていくことになります。

 

職員様で時間をかけて考えたものが形になることで、職員の制度に対する認識も格段に高まり、より効果的なキャリアパス制度となるでしょう。

 

 

転職や退職をしたことのある一般の方向けのアンケートでは、転職・退職理由の最も頻度の高いものは家庭の事情ですが、その次に多い理由が、評価と報酬の連動がないことというのが挙げられています。

 

 

キャリアパス制度の導入と併せてインセンティブ制度の導入も検討していきましょう。その際にマイナス査定があることが非常に重要となってきます。

 

 

次は制度と教育との連携について、解説していきます。

 

 

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