==ポイント==================
・対象者を広くしてまずは母数を集める
・有資格者は、納得のうえ介護職で採用
・施設外での自社説明会というワンクッションが効果的
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最近の採用成功事例として、対象者を拡大する「ケアサポーター」「お仕事サポーター」といった手法があります。
入居系サービスの場合などは特に、掃除など直接の身体介護以外の仕事も数多く発生します。
その場合、「介護職」のみの募集ではなく「高齢者の身辺支援業務」も同時に募集することで間口を広げるのです。
そして、応募者に対して面談の際に介護職の仕事についても紹介していきます(ハローワーク等経由の場合は注意が必要になります)。
無理に勧めることは厳禁ですが、求職者の中には旧ヘルパー2級資格取得者や、介護福祉士の資格を有する方もいます。
けれど、数年現場から遠ざかっているので、「介護職としては自信がないけれど、身辺の支援業務なら・・・」という方の割合も多いのです。
そのような方に、研修体制や仕事内容を説明し、納得していただいたうえで採用するという方法です。
全国数カ所で、「ケアサポーター」「お仕事サポーター」などの名称で募集をおこない、面談に来た求職志望者がご納得いただいたうえで介護職として入職される成功事例も数多く出てきています。
また、「自社説明会法」も最近の成功事例の一つです。
従来の「広告⇒施設での面談」という流れから、広告と施設での面談の間に、「施設外の自社説明会」というワンクッションを入れることで、採用数がアップしたのです。
施設外で自社の案内をおこなうことは、「応募したら即面談」という心理的なプレッシャーを軽減する狙いがあります。
施設外として、介護関係の研修が開催されるような公共の施設を選ぶことがポイントです。
自社説明会では、トップの挨拶、施設を紹介する動画、先輩職員の声など、仕事に対する考え方や職場の雰囲気がわかるような内容で構成するとよいでしょう。
冒頭1時間程度で説明をし、希望者はその場で面談という流れも効果的です。
こうした方法も、現在全国的に成功している方法ですので、ぜひ一度試していただきたいと思います。
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