==ポイント==================
・採用チャネルは大きく6つある
・最初から比較されてもよい広告を作る
・対象者の不安を取り除く広告になっているか
========================
採用に際して利用できる方法(採用チャネル)は、①ネット広告 ②新聞折込 ③ポスティング ④タウン誌 ⑤フリーペーパー ⑥紹介カードに分類できます。
それぞれに特徴がありますが、最近効果があるのは、①ネット広告と③ポスティングです。
ある事例では、人口5万人以下の地方都市で新しい施設を開設する際に、新聞購読率を調べたところ非常に低いことがわかりました。
そこで、業者に依頼して各家庭にスタッフ募集の広告チラシを直接ポスティングしました。
2回の説明会を開催しましたが、約40名の求職希望者が参加し、良い人材の面接、採用につながったという結果が出ています。
それでは、応募が集まる広告と集まらない広告の違いはなんでしょうか?
よく求人広告はキャッチコピーが重要だと言われています。
もちろん、キャッチコピーは重要ですが、求人情報誌には介護・医療系の求人情報があふれています。
いくらキャッチコピーに力を入れても、他社と比較されることは免れません。
そこで、「最初から比較されてもよい広告を作ること」が重要になります。
その際、最も注意する点は、「給与・勤務地・職種」で判断されていないかという点です。
自社の出した広告の法人名を隠して内容を見てください。
もし、他社の広告と比較して違いがわからないようであれば、「給与・勤務地・職種」で判断されている可能性が高いです。
応募が集まる求人広告のポイントは、「求職者の不安」を取り除くことです。
求職者はどんな不安や悩みを抱えているのかを明らかにして、入社後にそうした不安や悩みがどのように改善されるのかを伝えることが、他社との差別化につながります。
求職者と同じような属性の方を集めてディスカッションの場を持つなど、不安や悩みの把握に関する対策を講じるとよいでしょう。
本コラムのまとめはこちら
メルマガ登録をすると最新のコラム掲載情報が受け取れます!