8月18日(金)2017年度介護経営フォーラムin博多が開催いたしました。
午前は、型弊社齋藤より
「法改正動向&経営で取り組むべきこと」
と題してお話させていただきました。
平成30年の医療介護同時改正に向けた最新の動向のお話に加え
法改正の情報収集を異業種も含めチーム内で議論していくこと、
人件費が高まる現在、減算した売り上げを介護保険外で収益を補いつつ、
高齢者の多様なニーズに合わせて対応していかなければならないこと等、
介護経営で重要視される内容についてお伝えしました。
午後の特別講座の前半は、
社会福祉法人くだまつ平成会理事長の岩本昌樹先生より
「エビテンスに基づく施設作りとサービス開発」
と題してお話いただきました。
ハード面では、既存の特養の状況について分析するとともに、
エビデンスに基づくケアの考え方を追求し、
認知症に対する日光浴や血流活性化の有用性に関する論文に着目、
リハビリでも活用可能な”リハビリガーデン構想”の着想と
整備にいたるまでの流れについてお話しいただきました。
ソフト面においては稼働率を改善するためにおこなった組織改革のノウハウや
完全週休3日制の取り組み、問い合わせが増える介護人材採用方法など
既に効果が実証されている取り組みをご説明いただきました。
特別講座の後半は、脳梗塞リハビリセンターを運営される
株式会社ワイズの早見泰弘代表より
「リハビリ保険外サービス」
と題してお話しいただきました。
医療業界での脳梗塞リハビリは在院日数に制限があり継続的なリハビリの必要性や
本人自身も改善を望んでいるにも関わらずリハビリできる環境が
老健やデイサービスなどの集団リハビリに留まっているという制度の構造的な課題と、
それを解決につなげる保険外リハビリサービスの可能について詳しくお話しいただきました。
保険内サービスが減算する中で注目される
保険外サービスの、特にリハビリサービスで成功された脳梗塞リハビリセンターの
開発・運営の秘訣もわかりやすくご説明していただきました。
また、その後の時間にはコンサルタントによる情報提供として、
弊社松尾より 「論文検索について」 と題してお話させていただきました。
自社サービス開発のための論文の意義や検索方法を簡単に説明させていただきました。
論文検索において再現性が高いものや先行研究の調査は非常重要であり、
論文検索において再現性が高いものや先行研究の調査は非常重要であり、
これからの介護業界ではそういったエビデンスとアウトカムが求められる流れにあること、
質の高いサービス開発を行うためにもデータ管理や効果判定による
差別化は非常に重要であることをお伝えしました。
質の高いサービス開発を行うためにもデータ管理や効果判定による
差別化は非常に重要であることをお伝えしました。
今回の会場では非常に活気があり、他企業様から講師の先生への名刺交換も多数ありました。
ご講演いただきました先生方、ご参加いただきました法人の皆様
ご講演いただきました先生方、ご参加いただきました法人の皆様
誠にありがとうございました。