第6回では、施設内で参加するレクリエーションについてお話しました。
他にも、花見や紅葉見物、美術館見学、買い物ツアーなど、施設の外で行うものもあります。
今回は、そうした「施設外レクリエーション」のチェックポイントを見ていきたいと思います。
施設内での活動が充実しているとはいえ、外出が制限されている方にとっては、外出はとても楽しみなことです。
できれば、施設の近くで済ませるのではなく、遠出をするイベントも企画するとよいでしょう。
ただし、外出は付き添いなどの手間も必要になります。
ある程度、スタッフ側のマンパワーがないと積極的にはできません。
クリスマス会など、入居者のご家族が参加できる行事を設けることも大切です。
こうした行事を通して、ご家族とスタッフが交流を持てるようにするとよいでしょう。
職員から積極的にご家族に話しかけ、交流を持つようにしていきましょう。
普段なかなか話せないようなことでも、楽しい時間を共有してリラックスした雰囲気であればお話しいただけるでしょう。
また、家族参加のイベントは、入居者のご家族同士が交流できる機会にもなり、お悩みや心配事などの情報交換ができる場となります。
いろいろなコミュニケーションが図れるよう、配慮したイベント内容にしていくとよいですね。
==ポイント==================
□ 遠出ができるようなレクリエーションも企画していますか?
□ 家族参加のイベントや行事を設けていますか?
□ イベントや行事の場で、ご家族と交流を図っていますか?
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次回は、「入居者の介護度の変化への対応」について取り上げたいと思います。
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