コラム

チェックリストを活用したOJT体制の構築

2018.05.04

前回は、人材のミスマッチを防ぐために法人の理念や考え方を見える化した資料を作成し、面接時に活用するという方法をお伝えしました。

 

今回は、理念に共感し入職していただいた後の仕組み作りの考え方についてお伝えします。

 

 

基本の考え方に同意してもらえてはいますが、入職直後は当然、法人職員としてはまだまだ見習いです。大きな方向性については理解していても、その場面その場面での対応、やらなければいけないこと、やってはいけないことを全て理解しているわけではありません。

 

これらを教えるためには、伝えたい事項をまとめたチェックリストを作成して活用するのが効果的です。

 

 

チェックリストを活用することの意義は大きく3つあります。

 

 

1つ目は、教えなければいけない事項を棚卸して教え漏れを無くせる事、2つ目は成長が目に見えるのでモチベーションアップにつながること、3つ目は複数人での指導に適していることです。

 

特に介護現場ではシフト制を敷いていることもあり、指導者が複数人に渡ることがあります。そんな場合には「●●さんに教えてもらったことと、△△さんに教えてもらったことが違う」という声がよく聞かれるのではないでしょうか。

 

チェックシートを整備することで、教える内容とその要点を統一し、全員が同一の意識で指導に当たれる体制を構築しましょう。

 

項目としては、日々おこなうルーチンワークや、知っておかなければいけない考え方、心掛けるべき行動や姿勢について盛り込むのが良いでしょう。

 

 

チェックリストもテキストの作成と同様、現場の声をしっかり反映させることが重要です。

 

重要性・頻度と難易度と考慮しながらできるだけ具体的に設計し①重要性・頻度高×難易低、②重要性・頻度低×難易度低、③重要性・頻度高×難易度高、④重要性・頻度低×難易度高といった形で教える優先順位をつけると、無理のない運用をすることができます。

 

 

さて、ここまでくれば入職時の体制はあと少しです。次回は、最後は人対人の柔軟な対応、フォローアップの面談の考え方についてお伝えしていきます。

 

 

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