コラム

リハビリマインドの構築、定期測定体制構築

2018.03.26

結果の出せるリハビリ提供体制について5つのポイントがあるとご説明させていただきました。

 

 

①リハビリマインドの構築(職員様、ご利用者・ご入居者様)

 

②測定体制構築

 

③フィードバック体制構築

 

④リハビリ・機能訓練提供体制構築

 

⑤効果分析体制構築

 

 

以上の5つのポイントの中で、今回は①と②について、ご説明してみたいと思います。

 

 

①リハビリマインドの構築

 

リハビリマインドという言葉を聞いたことがありますでしょうか。

 

リハビリテーションとは日本語で「全人的復権」とあるようにかなり幅広い意味を持つ言葉です。

 

特に要介護状態の高齢者におけるリハビリテーションとは、生活機能の維持・向上が主たる意味になるでしょう。

 

これには利用者・入居者様(以下、対象者)だけでなく、職員のマインド・考え方も非常に重要となります。

 

例えば、職員に「高齢者だから動きがよくなるわけがない」、「悪くなるのが当たり前だ」と考えているものがいれば、仮に対象者に不調な方がいても、疑問に思わなくなります。

 

逆に良くなる利用者ばかり見ている職員は、悪くなる対象者に対して疑問に思います。

 

同じ事柄でも職員の考え方によって、まったく違うとらえ方になってしまいます。これが私たちのご支援でこの部分を重要視している理由です。

 

マインドの構築のために、職員様とのワーキンググループを結成していただき、打ち合わせをしながら、全職員様に向けたリハビリテーションに関する研修を実施しています。

 

 

②定期測定体制構築

 

測定が非常に重要であることはここまで述べてきましたが、何でも数多く測定すればよいということではありません。

 

定期測定体制構築に重要なのは、何の測定するか、だれが測定するかの2点になります。

 

いかに少ない労力で、多くの情報を得られる指標を用いる必要があります。また測定を1名に任せることも推奨していません。できれば全職員で測定を実施しましょう。どの職員も測定に関わることで、対象者の意外な一面を見つけることが出来ます。

 

能力が高いと思っていた対象者の課題や能力があまり高くないと思っていた対象者の得意な点などです。

 

これまで主観で捉えていた対象者の能力を客観的に捉えることが出来るようになってきます。

 

体制構築のためにワーキンググループのメンバーで話し合いをしながら、現状のオペレーションの見直し、測定に関する取り決めの実施などを行っていきます。

 

 

次回は③~⑤を説明していきたいと思います。

 

 

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