==ポイント==================
・採用活動には2つの方法がある
・スピード型採用では広告を活用
・ストック型採用は信頼や知名度の積み重ね
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前回、対象者は「一般中途採用」「新卒採用」「ベテラン・専門職採用」の3つの採用対象に分けるとよいとお伝えしました。
今回は、そうした採用対象ごとにどのような採用手法を取るべきかをお話していきましょう。
採用活動は大きく分けて2つの方法があります。
それぞれの特性を検討したうえで、同時並行で進めていくと効果があります。
まずは、突発的に求職者や退職者が発生したことで人員不足となり、その補充のために直ちに人材が必要となった場合は、「スピード型採用」をする必要があります。
これは、主に一般中途採用になります。
このようなケースでは、広告を使った採用をしなければなりません。
そこで、広告を掲載するためのノウハウや広告費が必要です。
広告の種類(採用チャネル)は、ネット広告、新聞折込チラシ、チラシのポスティング、タウン誌広告、フリーペーパー広告、人材紹介などが挙げられます。
2つ目の採用活動の方法は、「ストック型採用」です。
これは、地域での信頼や知名度を積み重ねて、採用につなげていくという方法です。
介護事業経営を中長期的な視点でとらえたときに、採用も中長期的な戦略をもって取り組んでいく必要があります。
特に、新卒採用やベテラン・専門職採用については、この採用活動方法が適しています。
次回は、人材の採用に用いる広告媒体(採用チャネル)について、集まる広告・集まらない広告といった観点からお伝えしたいと思います。
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