==ポイント==================
・採用活動に取り組む前に戦略を練るべき!
・活動前に踏むべき4つのステップ
・人物の明確化と採用チームの組織化が最重要
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採用には非常にコストがかかります。
広告掲載は1枠10万円もし、人材紹介では年収の30%を人材紹介会社に支払う必要があります。
しかしながら、それだけのコストをかけても必要な人材の採用につながらない場合もあるのです。
採用ができるかできないかは、経営戦略にも大きく影響を及ぼします。
ですから、採用活動に取り組む前に、じっくりと戦略を練ることが重要になります。
私は、介護事業所さんの経営支援の中で、採用についてもサポートをしています。
そして、採用を考えている事業所さんには、実際の採用活動を開始する前に次の4つのステップを踏むようにお伝えしています。
①人物像の明確化→ ②採用チームの結成→ ③採用手法の洗い出し→ ④採用活動の開始
特に、ステップ1となる採用をしたい「人物像の明確化」はとても重要です。
ここが明確にならないと、広告を使った方がいいのか、紹介を依頼すべきか、イベントなどを企画して広報活動を積極的にするか、あるいは採用パンフレットやホームページを作成するかといった、募集をするうえで必要な媒体(募集チャネル)も大きく変わってきます。
さらに、採用活動を成功させるには、人事や事務担当者が単独で採用活動をするのではなく、事業所内で横断型の採用チームを作り、採用のノウハウを集中させるとよいでしょう。
採用チームのメンバーは、世代にバリエーションを持たせること。
また、インターネットでの就職や転職活動が主流になっているので、ITやSNSの知識があるメンバーを入れましょう。
営業力、素直さ、法人への帰属意識があることも大切です。
組織を代表するような「顔」となるような職員を選んでください。
次回は、成功する採用活動で重要なポイントとなる採用対象の考え方についてお伝えします。
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