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Column

◆サ高住併設デイの経営戦略 ―入居者以外の利用者獲得成功事例― その⑤

2016年10月03日

◆サ高住併設デイの経営戦略 ―入居者以外の利用者獲得成功事例― その⑤

==ポイント==================

・対象者の大枠でサービスを検討すること

・対象者が混在するときはそれぞれにコース制をとる

・選択可能にすれば、複数から選ばれる施設に

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併設デイの稼働率アップ手順として、コンセプトの決定→対象者の明確化→目標設定という流れをご説明してきました。

 

手順の4番目以降では、いよいよサービスの創り込みに入っていきます。

 

 

④ 大きな枠でサービスの検討

まずは「重度」「軽度」「重度と軽度の混合」といった大きな枠でサービスを検討しましょう。

 

例えば、重度の入居者には、物理療法や認知症改善などのサービスを中心に提供します。

 

軽度の入居者には、機能訓練や本格的な創作(趣味)などのサービスを中心に提供します。

 

両者が混在する場合は、次のようなコース制をとるとよいでしょう。

 

 

【入居者と外部利用者に分けたコース制】

対象者

レベル

コースのイメージ

入居者

中度~重度

認知症ケア、リラックス、マッサージサービスなど

外部利両者

軽度

歩行リハビリなど目標達成のサービス

 

 

単純に混ぜるのではなく、対象者を決めて「分ける」イメージです。

 

例えば、入居者向けにはリラックスコース、外部利用者向けにはリハビリテーションコースを設定し、

サービス内容を創り込むとよいでしょう。

 

それぞれのコースを選択可能とすれば、2種類の対象者から選ばれるデイとなり、また相互利用も可能になります。

 

 

このように、サ高住の入居者を大きな枠で考え、入居者のニーズを図り、併設デイのサービス内容を創り込むことで、

より利用者に選んでもらえる事業所になるでしょう。

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