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介護度が重くなった場合の対応も選ばれる重要ポイントの一つ

2017年07月03日

介護度が重くなった場合の対応も選ばれる重要ポイントの一つ

入居者の状態は、入居後に変化していく可能性が非常に高いです。

 

 

そうした変化に備えて、施設はどのような準備を整えているかを入居前にご理解いただいておけば、「安心して入居できる施設」として選ばれるポイントとなるでしょう。

 

 

まず、要介護度についてです。

入居後に要介護度が重くなるケースも多いでしょう。

 

有料老人ホームのように自立から要介護度5までの入居者を受け入れている施設では、対応がどのように変化するのかをきちんと説明しておくとよいでしょう。

 

 

たとえば、部屋の移動が発生する場合もあります。

 

施設によっては、重度介護者専用の居室を設けているところもあります。

 

そいった場合は、介護度が重くなった際には専用の居室に移動する可能性もあることを事前に説明し、ご理解いただいておくとよいと思います。

 

 

こうした専用の居室は、建物やフロアが別になっていて、介護用の居室は介護用ベッドが置かれていたり、クローゼットなどが少ないシンプルなつくりになっている場合もあります。

 

また、浴室が室内にない場合もあるでしょう。

 

 

有料老人ホームでは、施設全体を使用する利用権契約になり、居室専従の永住権ではないことも、事前に入居希望者、そのご家族にご説明しておきたいポイントです。

 

 

要介護度が重くなった場合、追加費用が発生するか否かも大切な点です。

 

金額によっては、資金計画にも影響を及ぼします。精算時にトラブルにならないためにも、事前の情報には含めておきましょう。

 

 

そのほか、寝たきりの状態でも入浴できる「機械浴」といった福祉用具がある、医師の指示にもと、医療的ケアができる看護師がいるなど、将来的に介護度が重くなった場合に利用して頂ける設備や体制についてもご案内しておくと、安心材料になります。

 

 

==ポイント==================

□ 重度介護者専用の居室に移動する場合もあるか?

□ 介護度が重くなった場合、追加費用は発生するか?

□ 重度介護者のための設備や体制はどうなっているか?

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次回は、「医療が必要になった場合の対応」についてお話していきます。

 

 

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